2010年09月26日

少女まんが館

昨日の台風一過の午後、東京あきる野市にある「少女まんが館」(通称:女ま館…じょまかん)に行ってきた。

娘と娘の友人を車に乗せていったのだが、主役は寄贈するための雑誌『月刊mimi』である。

実家の自分の部屋を整理しなければならないはめになり、ずっと保持していたこの雑誌の処分を考えたのだった。

オークションに出せば、一冊1500円にもなる号もあるようである。

しかし、この講談社の『月刊mimi』は、創刊号から第一次の月刊分をすべて揃えていたので、バラバラにはするつもりはなかったし、それだからといって、個人で保存する余裕は今はない。

そこで、思い出したら読みにゆけるところ(それが必ずしも自分の出したものでなくても、該当するモノがあれば良い訳で…)、また若干なりとも人様のお役に立てることができるようになること、の二つを考えて、実は以前より気になっていた「少女まんが館」への寄贈を決めたのだ。

私の持っていた『月刊mimi』(月刊ミミ)は、1975年(昭和50年)10月号から1983年(昭和58年)7月号までのすべて。
そして、この1983年7月号より、薄いホッチキス留め綴じサイズになり、隔週mimiがスタートするのだが、このサイズのNo.1号・2号・7号・8号も一緒に渡したのだった。
(全部で98冊になったのだった。なんなんだ〜)

昭和50年とは、私が高校に入った年である。

ところが、何でこの『月刊mimi』を集めるに至ったのかが思い出せないのだ。

高校に入って好きな女の子に合わせてマンガを読んだというのでもないし、その頃の女の子の気持ちを取り入れる研究をしたのでもないし、今となっては全くわからない。

この『月刊mimi』は総合少女誌としてスタートしているようで、当時のアイドル写真もふんだんにある。
お決まりの通信講座や不思議な通信販売モノの広告もある。

何号かめくって、三浦友和氏と山口百恵さんの記事やら広告を見るだけでも、自分の過去を探れようというもの。
それに、片平なぎさちゃんの写真が出てきた時には、寄贈するべきか否やとちょっと悩んでしまったのだ。(ちなみに、なぎさちゃんや大場久美子も榊原郁恵も古手川祐子も私と同い歳なのだが、今もってしても私のアイドルなぎさちゃんが一番よいと思う)

漫画家では、吉田まゆみさんの寄稿がクローズアップされつつある時で、マンガ中にあるアリスの面々は今も健在だし、本当にわかる人にはわかっちゃう時代のマンガであると思う。

「少女まんが館」の館主さんは実に素敵な方であった。
一昨日の夜中に打った私のメールに対しても、わざわざ電話でお返事をくださったのである。
それに、私の寄贈した本の中のマンガに思うところもあったようである。
やはり、ひとりであってもそういう念を抱かせることがわかっただけでも、寄贈してよかったと感じたのだ。
おそらく特別にお茶を入れてくださったのだが、お気を遣わせてしまって、すみませんでした。

土曜日の五日市街道は混んでいて、おまけにあきる野市網代に入ってからも迷って、4人の方々に道を尋ねる始末であった。
それに、「少女まんが館」横の有料駐車場にも間違って入ってしまい、店の奥さんにも謝って出てきた次第である。
行かれる方は、是非「少女まんが館」のホームページにあるリンクのひとつから、道順写真を頼りに歩いてみてください。

館内には3万冊の蔵書というほどに、とにかく少女まんががいっぱいある。

二階では座布団を敷いてちゃぶ台で読めるし、寝っころがっても楽しむことができる。

娘とその友人は小学生なので、まだまだコミックを手にとってみるということもなかったのだが、それでもある雑誌を二人でしっかり読んでいた。

これが私の家内であったら、おそらくお尻に根が生えてしまうかもしれない。

マンガは単行本になってからの楽しみはもちろんあるが、雑誌での連載を読む楽しみも格別だ。

それに、雑誌紙面じゃないと味わえないものもある。

まずは、紙面の大きさ。
単行本は、すべてリサイズされていると考えるべきだろう。

次に、巻頭カラーの楽しみ。
単行本でも用意されているものもあろうが、好きな作品が今回はトップにきているというのは嬉しいものだ。

そして、同じ雑誌内の別の作品。
それから連想される思いもあるだろう。
企画記事だって広告だって、読者投稿のコーナーだって、みんなその時の一部であったはずだ。
思わぬところに目がゆくことは、間違いはない。

特に、自分の読んでいた雑誌でも、当時は興味がなかったマンガや記事が、年月を経て違った視線で捉えることができるのは、大きな楽しみだと思う。

そんなことを今回の『月刊mimi』から知ったのだった。

今回は、館に入ったのが遅かったために、じっくりとマンガ読書をする時間がなかった。
館内の本を見て回るだけではあったが、それでも「次回はここを攻めてみよう」という気にさせてくれる。

受付にあった今年発行された『JAPAN ANIME TOURISM GUIDE』(一般社団法人日本動画協会編集・観光庁発行)のミュージアム目次に、関東エリアの20番目に、ここ「少女まんが館」が載っている。
で、この冊子を戴いてきてしまったのだ。
紹介されていることは、すごいことと思う。

「少女まんが館」の利用を考えてみた。
まず、近くの川原でバーベキューをするべく、午前中からあきる野市網代に入る。
バーベキューでも飯盒炊爨でもお弁当でもよい。
だから、一家で自動車でも、数人持ち寄りでの徒歩でもよい。
とにかく、午後1時前までに食事は済ませておく。
で、マンガタイムで「少女まんが館」に入る。
この時間は、主婦の方や女性中心に考える。

父親と子供は、川原遊びをしていて宜しい。
ちょっとくたびれたお父さんは、この「少女まんが館」の2階で昼寝をしていても宜しい。
小学生以下の子供たちは、本館に併設されたちいさな小屋(お茶室?)で、子供マンガを読んでいてもよい。
とにかく、ちょっと前の少女たちは真剣にマンガを読まれたし。

で、閉館時間になったら、みんなで引き上げるのだ。

おそらく、今年も10月中までの開館となろう。

秋の土曜日、自然の中でのバーベキューやお弁当。
そして、少女になってのマンガ読書をお勧めいたします。

少女まんが館.JPGこれは後ろからの写真です。

posted by デロリン・セブン at 09:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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